IBM® Informix® 12.10

データ移行ツール

Informix® には、IBM® Informix データベース間またはオペレーティング システム間でデータを移動するために使用できるツール、ユーティリティ、および SQL 文が用意されています。

異なるページ サイズまたはコード ページを使用している場合に、データの移行ツールを使用する必要がある場合があります。例えば、UNIX または LinuxWindows では、データを格納するページ サイズが異なります。

異なるオペレーティング システム間でデータを移行する場合、データとそのスキーマ情報をデータベース サーバからエクスポートしてから、エクスポートされたデータを別のデータベース サーバにインポートする必要があります。

通常、同じオペレーティング システム上で移行する場合は、データをロードおよびアンロードする必要はありません。

データの移動には、次のツールを使用できます。

Informix 以外のソースからデータをインポートする場合は、次のツールを使用できます。

データを移動する最適な方法は、オペレーティング システムによって異なります。また、データベース全体を移動するか、選択した表を移動するか、表の中の選択した列を移動するかによっても異なります。次の表に、データをロードする方法の特徴と、それぞれの方法の利点と欠点の要約を示します。この表ではまた、ツールを使用できるデータベース サーバも示します。

表 1. データを移動するツールの比較
ツール 内容 利点 欠点
dbexport ユーティリティおよび dbimport ユーティリティ

ディスクまたはテープに保管されているテキスト ファイルとの間でデータベースをインポートまたはエクスポートします。

データベース スキーマの変更とデータ形式の変更ができます。

オペレーティング システム間でデータを移動できます。

オプションで、ロギングできます。

Informix 以外のソースからデータをインポートできます。

パフォーマンスは、dbload ユーティリティよりも高速ですが、onload ユーティリティよりも低速です。

データベース全体を移動します。

dbload ユーティリティ

1 つ以上のテキスト ファイルのデータを 1 つ以上の既存の表に転送します。

データベース スキーマを変更できます。

オペレーティング システム間でデータを移動できます。

オプションで、ロギングできます。

比較的簡単に使用できます。

Informix 以外のソースからデータをインポートできます。

パフォーマンスは、dbexportdbimport、および onload ユーティリティよりも低速です。
onunload ユーティリティと onload ユーティリティ

データベースからデータをテープまたはディスク上のファイルにアンロードします。また onunload コマンドで作成されたデータをデータベース サーバにロードします。

高速パフォーマンスのオプションのログ機能

同一オペレーティング システム上の同じバージョンのデータベース サーバ間でのみデータを移動できます。

データベース スキーマは変更できません。

ログ機能はオフ

使用は困難です。

UNLOAD および LOAD 文

指定された行をアンロードおよびロードします。

データベース スキーマを変更できます。

オペレーティング システム間でデータを移動できます。

使用は容易です。

オプションで、ロギングできます。

指定されたデータ形式のみを受け入れます。

HPL

特定のフォーマット要件を満たす任意の ASCII ファイルまたは COBOL ファイルからデータをロードします。

非常に大規模なデータベースの場合、入出力とコード セット変換が並行して実行されるため、他の IBM Informix データ移行ユーティリティを使用する場合よりもパフォーマンスが良くなります。

データベース スキーマを変更できます。

オペレーティング システム間でデータを移動できます。

Informix 以外のソースからデータをインポートできます。

かなりの準備時間が必要です。

ログなしのロウ表 特定種類の大規模な表をロードします。 非常に大規模なデータ ウェアハウジング表を迅速にロードできます。

主制約、一意性制約、およびロールバックはサポートしません。

SQL が必要です。

トランザクション内で使用することは推奨しません。

外部表 データベース サーバの外部にあるソースに対して読込み/書込みを行うことができるようにし、オペレーティング システムが管理するテキスト ファイル内のデータ、または FIFO デバイスからのデータへの SQL インターフェイスを提供します。 高速 (ハイスピード) 転送および精細 (データ チェック) 転送を実行します。

SQL が必要です。

データをロードするツールを選択する場合は、図 1 に示す質問がその決定に役立ちます。
図 1. dbimport、dbload、LOAD の選択
データベース全体を移動するには dbimport を使用します。一部の行をスキップ、または挿入をコミットするには dbload を使用します。データ フォーマットが許容可能な場合は LOAD 文を使用します。

データを移動するツールに加えて dbschema ユーティリティを使用できます。このユーティリティは、データベースのスキーマを取得し、出力をファイルにリダイレクトするため、このファイルを DB-Access に提供してデータベースを再作成できます。


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PDF を見つけるには、Publications for the IBM Informix 12.10 family of products を参照してください。
リリース ノート、ドキュメント ノート、マシン ノートについては、リリース ノート・ページを参照してください。
タイムスタンプ リリース日: 2013 年 3 月