Performance Data Warehouse 構成ファイルの更新 (オプション)

オプションとして、Performance Data Warehouse 構成ファイルでいくつかの構成プロパティーを変更できます。プルーニングのためのバッチ・サイズを設定するか、プルーニング操作のタイムアウト期間を指定するか、または操作を再試行できる回数を指定することができます。

重要: これらのプロパティーのデフォルト値は、ほとんどの環境に十分な値です。

構成ファイルの更新については、100Custom.xml ファイルおよび構成を参照してください。

構成プロパティーは、00Static.xml ファイルにあります。 それらのプロパティーを 100Custom.xml ファイルにコピーしてから、100Custom.xml ファイルで更新を行います。

構成プロパティー

以下の構成プロパティーを変更できます。
prune-batch-size
1 回のプルーニング操作で削除されるレコードの数。デフォルト値は 50000 です。

デフォルト値で得られるパフォーマンスが許容できない場合は、この数を増やすことができます。ただし、大きすぎる値を設定した場合、トランザクション・ログの負荷が増加してエラーが発生する可能性があります。

prune-operation-time-box
prune コマンドを実行できる時間の長さ。デフォルトでは、prune コマンドが実行される時間は最長 10800 秒間 (3 時間) です。

実行すべきプルーニングが残っている場合は、prune コマンドの再実行の要求がキューに入れられます。すると、Performance Data Warehouse は、prune コマンドがキューに入っている間に、トラッキング定義の更新の処理や、プロセス・サーバーからのデータの転送などの他のタスクを、自由に実行できます。

prune-operation-time-box-retry
単一のプルーニング要求をキューに入れることができる回数を指定します。値には、要求をキューに入れる初回の prune 呼び出しも含まれます。デフォルト値は 4 です。これは、プルーニング操作が初回の呼び出しの後に 3 回再試行可能であることを意味します。

例えば、prune-batch-size10800 (3 時間) に設定され、prune-operation-time-box-entry4 に設定されている場合、プルーニング操作は以下のシーケンスに従います。

  1. 元の perfDWTool 呼び出しからの要求がキューに到着します。

    要求は、あと 3 回キューに入ることができます。

  2. 操作がタイムアウトになります。
  3. 要求は再キューイングされます。

    これで、キューに入るのは 2 度目になります。

  4. 操作がタイムアウトになります。
  5. 要求は再キューイングされます。

    これで、キューに入るのは 3 度目になります。

  6. 操作がタイムアウトになります。
  7. 要求は再キューイングされます。

    これで、キューに入るのは 4 度目になります。 それ以上の試行は許可されません。

  8. 操作はタイムアウトになり、終了します。

この例では、プルーニング操作は合計で (元の呼び出しと、3 度の再試行とで) 12 時間実行されます。

再試行値により、プルーニング操作が永久に実行され続けることはなくなります。

手順

構成プロパティーを変更するには、以下のステップを実行します。
  1. サポート・クラスターメンバー (1 つまたは複数) を停止します。
  2. テキスト・エディターで 00Static.xml ファイルと 100Custom.xml ファイルを開きます。ファイルは、以下のディレクトリーにあります。

    dmgr_profile_name¥config¥cells¥cell_name¥nodes¥node_name¥servers¥server_name¥performance-data-warehouse¥config¥

  3. ファイルからの以下のスニペットに示されているとおり、00Static.xml ファイルでパフォーマンス・サーバー・プロパティー・セクションを見つけます。
    <properties>
       ...
       ... 
       <performance-server merge="mergeChildren">
          ...
          ...
          <prune-batch-size>50000</prune-batch-size> 
          ...
          ...
          <prune-operation-time-box>10800</prune-operation-time-box>
          ...
          ...
          <prune-operation-time-box-retry>4</prune-operation-time-box-retry>
          ...
          ... 
       </performance-server>
    </properties>
  4. <performance-server> セクション全体を、00Static.xml ファイルから 100Custom.xml ファイルにコピーしてから、00Static.xml ファイルを閉じます。
  5. 100Custom.xml ファイルでプロパティー (複数の場合を含む) を更新します。
  6. 変更を保存します。
  7. サポート・クラスターメンバー (1 つまたは複数) を開始します。

この例では、以下の値が変更されます。
  • prune-batch-size (デフォルトの 50000から 15000 に変更)
  • prune-operation-time-box (デフォルトの 10800 から 14400 に変更)
  • prune-operation-time-box-retry (デフォルトの 4 から 5 に変更)
  1. サポート・クラスターメンバーを停止します。
  2. 00Static.xml ファイルと 100Custom.xml ファイルを見つけ、それらのファイルをテキスト・エディターで開きます。この例では、構成ファイルは次のディレクトリーにあります。

    C:¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥DmgrProfile¥config¥cells¥PCCell1¥nodes¥Node1¥servers¥SingleClusterMember1¥performance-data-warehouse¥config¥

  3. 00Static.xml ファイルでパフォーマンス・サーバー・プロパティー・セクションを見つけます。
  4. セクション全体 (<performance-server> から </performance-server> までのすべて) を 100Custom.xml ファイルにコピーします。
  5. 00Static.xml ファイルを閉じます。
  6. 100Custom.xml ファイルで、以下の例に示すように項目を更新します。
    <properties>
       ...
       ... 
       <performance-server merge="mergeChildren">
          ...
          ...
          <prune-batch-size merge="replace">15000</prune-batch-size>
          ...
          ... 
          <prune-operation-time-box merge="replace">14400</prune-operation-time-box>
          ...
          ...
          <prune-operation-time-box-retry merge="replace">5</prune-operation-time-box-retry>
          ...
          ... 
          </performance-server>
       ...
       ... 
    </properties>

    値を変更するだけでなく、merge="replace" を項目に追加する必要があることに注意してください。

  7. 変更を保存します。
  8. サポート・クラスターメンバーを開始します。