リリース・ステータスおよび進行状況インディケーター

リリースにはステータス値および進捗値が設定されます。 ステータスは、リリースの送信、受け入れ、拒否などのキー・アクションが発生したときに自動設定される内部値です。ステータス値を手動でリセットすることもできます。 進捗値は、手動で設定されるか、または自動化された作業標準タスクによって設定されます。

リリース・ステータス値

ステータス値は、リリースのライフ・サイクルの中で発生している作業の実際のステータスを示します。 内部のフロー・コントローラー・コンポーネントは、ステータス値を使用して、開始するべきタスクを判別します。 リリースのステータスが「進行中」の場合、フロー・コントローラーはそのリリースのタスクが 1 つずつ開始していることを認識します。

リリースの進捗インディケーター

ユーザーが定義可能な進捗値は、リリースでの全体的な進行状況を示します。製品には、IT Infrastructure Library(ITIL) によって定義されたリリース状況の値に対応する、一連の進行状況値が組み込まれて出荷されます。 これらの組み込みの進捗値は以下のとおりです。
組み込みの進捗値 指示内容
オープン リリースの要求は送信されました。リリースのリリース・レコードがリリース・リストに表示されます。
ビルド済み リリースのデプロイに必要なバイナリー、サポート・ファイル、インストール・スクリプト、およびその他の項目が開発され、テストされました。
受け入れ済み リリースは評価され、デプロイメントが受け入れられました。
スケジュール済み リリースはスケジュールされました。
通信済み リリースに必要な通信が発行されました。 例えば、これから行われるリリースによって 1 つ以上の CI が影響を受けることが構成管理に通知されました。
実装済み リリースは指定された CI ターゲットのセットに対してデプロイされました。
失敗 リリース実装は失敗しました。
キャンセル リリースはキャンセルされました。
完了 リリースは正常に実装されました。
組み込みの PMRELEASE 作業標準をリリースに適用する場合は、自動化タスクが実行されると、リリースが次のステージに進行したことを示す進捗値が設定されます。 例えば、ビルド・アクティビティーの最後のタスクは、進捗値を自動的に「ビルド済み」に変更します。 ユーザーが独自の作業標準を作成する場合は、次の 2 つのうちいずれかの方法で進捗の変更を指定できます。
  • アクティビティーの最後のタスクとして手動の変更進捗タスクを定義します。例えば、ビルド・アクティビティーでは「進捗を「ビルド済み」に変更」が最後のタスクになります。 タスク・オーナーは、タスクを実行するときに、リリースの進捗を手動で「ビルド済み」に変更します。
  • 最後に完了したアクティビティーが反映されるように、進捗を変更する自動化アクションを構成します。 例えば、組み込みの作業標準の場合のように、ビルド・アクティビティー内の最終の自動化アクションが進捗を「ビルド済み」に変更するよう構成することができます。ITIL 対応の進行状況値に対応する自動化アクションのリストと、進行状況変更を自動化するための指示については、進行状況の変更の自動化を参照してください。
リリース管理者は、必要に応じて組織のニーズを反映するように進捗値をカスタマイズできます。 例えば、組み込みセットから進捗値を除去したり、新規の進捗値を作成したりできます。