RDBMS データ・ソース用の仮想表の作成

Db2 for z/OS、Db2 LUW (Linux、UNIX、および Windows)、Oracle、および Microsoft SQL Server などの RDBMS データ・ソースにマップする仮想表を作成します。

このタスクについて

データにアクセスする元の RDBMS 表ごとに仮想表を作成することをお勧めします。RDBMS 表ごとに仮想表を作成すると、DRDA アクセスが可能なさまざまな RDBMS サブシステムから発信されるデータ全体での結合を実行したり、RDBMS データと他のタイプの仮想化データ (IMS または VSAM データなど) との間で結合を実行したりすることができます。

このウィザードを使用すれば、選択したソース表が同じ RDBMS サブシステムに属している場合に、複数の仮想表を一度に作成できます。このウィザードでは、ビューは表と同じように扱われ、それぞれの表またはビューが仮想表にマップされます。

Db2 データ・アクセス方式:
Db2 for z/OS データにアクセスするための仮想表を作成する際に、アクセス方式を選択するオプションが使用可能です。Db2 Direct は、従来の Db2 API 経由でデータにアクセスする代わりに、Db2 VSAM 線形データ・セットのデータを直接読み取る Data Virtualization Manager サーバーのアクセス方式です。詳しくは、Installation and Customization Guide」の『Db2 for z/OS data access methods』を参照してください。
注: Data Virtualization Manager サーバーが Db2 Direct をサポートしない場合、データ・アクセス方式のオプションは表示されません。

手順

  1. 「Server」タブで、「SQL」 > 「Data」 > 「Other Subsystems」ノードを展開してから、適切なサブツリーにナビゲートすることによって、RDBMS メタデータ情報を探索します。階層はサブシステムから始まり、その後にスキーマ、表とビューの順に続きます。
  2. ツリーから単一の表またはビューを選択するか、以下の方法を使用して複数の表またはビューを選択します。
    • 個々のノードを複数選択するには、Ctrl キーを押したまま、含める各ノードをクリックします。
    • 表 (またはビュー) の範囲を選択するには、範囲内の最初の表をクリックしてから、Shift キーを押したまま、範囲内の最後の表を選択します。範囲内のすべての表が含まれます。
    • ノードのグループを選択するには、親ノードをクリックします。親ノードの下にあるすべての子が含まれます。例えば、「Tables」ノードを選択すると、そのスキーマに属するすべての表が含まれます。または、スキーマ・ノードを選択すると、そのスキーマの下にあるすべての表とビューが含まれます。
    これらの方法を組み合わせて使用できます。例えば、2 つのスキーマ・ノードを選択して、その 2 つのスキーマに属するすべての表とビューの仮想表を作成できます。
  3. 選択した項目を右クリックして、「Create Virtual Table(s)」を選択します。「New Virtual Tables Wizard」が起動します。
  4. 「New Virtual Tables for DBMS access」ページで、以下のフィールドに入力します。
    フィールド アクション
    Metadata Library ドロップダウン・リストから、仮想表のメタデータが保管されるターゲット・ライブラリー (例えば、hlq.USER.MAP) を選択します。ターゲット・ライブラリーはサーバーの開始タスク JCL で指定されます。
    Description オプションで説明を入力します。
    Naming Pattern 生成される仮想表名に使用するフォーマットを指定します。RDBMS メタデータから派生する命名パターンを作成するには、以下の変数を使用します。
    • {Subsystem}: サブシステム名
    • {Schema}: ソース・スキーマ名
    • {Table}: ソース表名
    Virtual Target System ドロップダウン・リストから仮想ターゲット・システムを選択します。仮想ターゲット・システムは、現在の仮想表を使用してアクセスするデータを含む RDBMS サブシステムを指し示します。 ドロップダウン・リストに仮想ターゲット・システムがない場合は、「Create Target System」 をクリックして作成します。

    仮想ターゲット・システムを使用すると、仮想表で参照される RDBMS サブシステムの名前を簡単に変更できます。例えば、TSDSN1 という仮想ターゲット・システムを作成し、それが RDBMS サブシステム DSN1 にアクセスするように指定したとします。次に、RDBMS ソース TSDSN1 (つまり、DSN1 を指す) 内のデータにアクセスする 50 個の仮想表を作成します。RDBMS ソース DSN1 の名前の変更が必要になる場合は、仮想ターゲット・システムを編集して単一の場所で変更するだけで済みます。これらのターゲット・システムは、サーバー・ビュー・ツリーで「SQL」 > 「Target Systems」 > 「DBMS」ノードの下に配置できます。

    • Use traditional DB2 access (read/write, transactional integrity)
    • Use DB2-Direct access (read-only, high performance bulk data access)
    Db2 for z/OS データにアクセスする際に使用するアクセス方式を選択します。

    DRDA、CAF、RRSAF などの Db2 API を使用する場合は、「Use traditional DB2 access (read/write, transactional integrity)」を選択します。これはデフォルト選択です。

    Db2 Direct を使用する場合は「Use DB2-Direct access (read-only, high performance bulk data access)」を選択します。

    注: これらのオプションは、Db2 for z/OS データにアクセスするための仮想表を作成する際に、Data Virtualization Manager サーバーが Db2 Direct をサポートしている場合のみ使用可能です。
    Advanced 大量のデータを表から読み取る場合は、「Advanced」をクリックして「MapReduce」機能を表示して構成します。MapReduce 機能を使用すると、データを複数の論理区画に分割し、それらの区画を、「Thread Count」値を使用して並行して処理することができます。実行時に、zIIP プロセッサーの数が確認され、zIIP プロセッサーごとに 1 つのスレッドが使用されます。これにより、パフォーマンスが向上します。指定した「Thread Count」値によって、デフォルト値 (2) および検出された値がオーバーライドされます。MapReduce を無効にするには、「Disable MapReduce」チェック・ボックスを選択します。
  5. 結果表で、選択した項目のリストを確認します。必要に応じて選択を変更します。
    ヒント: すべての項目の選択を制御するには、表のヘッダー行にあるチェック・ボックスを使用してください。
  6. 「Finish」をクリックします。

次のタスク

Studio を使用して、新しい仮想表で SQL 照会を容易に構成および実行します。 SQL 照会の生成および実行を参照してください。