IBM Sustainability Software

Maximoで、環境のマネジメントを実現:「オフィス見える化」ソリューション

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MaximoとTivoli Monitoringで実現するオフィス機器の見える化
さまざまなIT機器が企業の中で重要な役割をになうようになってきています。データセンターや工場だけでなく、オフィス環境においてもデスクトップPC、プリンタ、電気機器など多様なIT機器が存在し、これらが消費する電力、CO2は無視できない量になっています。
またセキュリティー、サービスマネジメントの観点からも、オフィスにおけるIT機器に対し統合された管理、運用、保守が要求されています。
この「オフィス見える化」ソリューションは、オフィスのIT機器を適切に管理することで環境マネジメントに貢献するだけでなく、コスト削減をも実現し、従来のデータセンター、工場などと統合した企業全体の「見える化」を実現します。

オフィスの「見える化」、監視・保守運用システム

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  • IBM Tivoliと連携した環境ソリューション
  • ITILに沿った設備、IT、Office機器の統合保守・運用管理
  • 国際標準インターフェース(WS-Man、CIM、HTTP、SNMP…)
  • ノウハウを生かした保守情報取得と予防保守
  • SWの自動更新、管理ポリシーのリモート更新
  • 装置の自己管理能力(オートノミック・コンピューティング技術)
  • ドキュメントのセキュリティー管理

企業全体の見える化、そしてコントロールへの展開

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ソリューション適用例

IBM Tivoli MonitoringとMaximoによるPC/プリンタ複合機のエネルギー管理・制御
このソリューションでは、環境マネジメントの指標に基づくIT機器からのデータ収集を行い、それを資産管理データと結び付け、様々な角度から表示、集約さ れた情報として可視化する機能を提供します。さらに可視化によって判明した問題点を解析し、サービスマネジメントプロセスによる効率的な運用・保守管理を 提供、IT機器に対する遠隔制御も行います。
また同様にIT機器の稼働情報、消耗品情報、ログ、エラーなどのデータも収集され、Maximoの持つ障害や保守、在庫管理、作業管理の機能と連動することが可能です。
このソリューションにより、お客様が直面しているオフィスでのCO2排出量の削減、コストの削減、エネルギー消費の節約によるROI達成という課題の解決をお手伝いします。

IBM Tivoli MonitoringとMaximoによるPC/複合プリンターエネルギー管理・制御

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※ 対象によって、IBM Tivoli Assest Management for ITでの代用も可能です。

主な機能

  • 見える化
    • CO2消費量、電力消費量 、用紙使用枚数、印刷オプション(カラー/モノ、片面/両面)
    • 稼働率(曜日、時間帯別など)
    • ダッシュボードでのグリーン指標(KPI)表示
  • サービスマネジメントによる保守・運用管理
    • 資産管理、障害管理、予防保守
      • インベントリ情報、変更情報の収集)
      • エラーや消耗品残量などの収集
      • 収集したデータによる、保守作業指示、発注指示など

シナリオ例:(CO2排出量の監視)

サービスプロセスにより、CO2排出量を監視し問題を処理する

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  • CGO(Cheef Green Officer:企業内のすべての環境エネルギーを管理する)は、Maximoのダッシュボードで、自社内にエネルギー管理に関する問題がないかを監視している
  • CGOはある部門に問題(CO2排出量が多い、印刷数が多いなど)を発見すると、その部門のIT Officerに対し改善を要求する
  • IT Officerは自部門の詳細を調査し(IBM Tivoli Monitoring)、原因(電源プロファイルの設定が悪い、印刷オプションの使用が不適当、特定のユーザーによる消費など)を特定、改善アクション (電源設定の変更、印刷制限、警告メール送信など)を決定し、実行される

画面例

組織ごとのCO2排出量(ダッシュボート:Maximo)
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組織ごとの印刷量(ダッシュボート:Maximo)
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印刷状況詳細(IBM Tivoli Monitoring)
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複合機電源ステータス詳細(IBM Tivoli Monitoring)
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インシデント(改善要求)の作成(Maximo)
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問い合わせ情報

 

関連ソリューション: IBM Maximo

 

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