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IBM Cloudの大阪リージョンでKubernetesとOpenShiftが利用可能になりました

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この投稿は、2021年2月17日に、米国 IBM Cloud Blog に掲載されたブログ(英語)の抄訳です。

IBM Cloudの大阪MZR(マルチゾーンリージョン)で、IBM Cloud Kubernetes ServiceとRed Hat OpenShift on IBM Cloudをご利用いただけるようになりました

 

Classic IaaS および VPCのどちらの環境にもクラスターをデプロイすることができ、お客様のワークロードに一層の選択肢と柔軟性が提供されます。ぜひこの機会に新しいリージョンをお試しください:

osaka screenshot

IBM Cloud Kubernetes ServiceとRed Hat OpenShift on IBM Cloudとは?

IBM Cloud Kubernetes Serviceは2017年5月に開始されたサービスで、コンテナ・オーケストレーション・ソリューションとしてKubernetesを活用したマネージド・コンテナ・サービスです。

Red Hat OpenShift on IBM Cloudは2019年8月1日に開始されたサービスで、OpenShiftのデプロイと設定を簡素化するマネージド・サービスです。(参照:英文ブログ

 

 マネージド・サービスとしてのご提供

両サービスは、強力な管理ツール、直感的に使えるユーザー体験、アプリケーションの迅速なデリバリーを可能にする組み込み型のセキュリティーと分離機能を提供する一方で、クラウド・サービスとWatsonのコグニティブ機能を活用しています。

インテリジェントなスケジューリング、セルフ・ヒーリング、水平スケーリング、サービス・ディスカバリーとロード・バランシング、自動ロールアウトとロールバック、シークレットと構成管理など、Kubernetesのネイティブ機能に加えて、IBM Cloud Kubernetes ServiceとRed Hat OpenShift on IBM Cloudは、HAマスター、マルチゾーン・クラスター、自動化されたライフサイクル管理、ビルトインのDR機能によって運用を簡素化し、業界をリードする99.99%のSLAを提供します。

IBMはマネージド・サービスとして、最初のプロビジョニングと、OSのパッチ、脆弱性の修正、OpenShiftスタックのアップデートなど、継続的なメンテナンスを自動化してご提供します。ライフサイクル管理はマネージドのOpenShiftの1つの側面にすぎません。もう1つの重要な側面は、運用効率を構築して、LOBの目標を達成できるようにすることです。これを実現するには、マルチゾーン・クラスター構成で可用性の高い(HA)マスター・ノードをサポートします。これにより、マスター・ノードとワーカー・ノードが、その地域内の少なくとも3つの物理的に分離されたデータセンター(ゾーン)に均等に分散されます。マネージドのOpenShiftとKubernetesサービスは、ベアメタルを含むさまざまなコンピュート・アイソレーションの選択において99.99%のSLAを提供し、お客様の最も重要なワークロードをサポートします。両サービスとも、PCI、HIPAA対応、ISO、SOC1 Type 2、SOC2 Type 2、SOC3などのコンプライアンスに準拠し、規制対象のワークロードもサポートします。

 

ご質問がございましたら

もしご質問等ございましたら、こちら(英語) からご登録のうえ、公開Slackの#generalチャンネルで議論に参加してください。


翻訳:IBM Cloud Blog Japan 編集部

*このブログは、2021/2/17に発行された“Kubernetes and OpenShift Offerings Generally Available in IBM Cloud Osaka MZR (英語)”の抄訳です。

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