IBM Cloud アップデート情報

サービス記述書 変更点のお知らせ

記事をシェアする:

IBM Cloud ポータルにアナウンスとして掲載されている通り、2021年7月24日に更新されたIBM Cloud サービス記述書(SD)の内容に、変更がありますのでお知らせいたします。

 

1.  サービス・レベル・アグリーメント ( SLA )の変更について

  • IBM Cloud 上の全てのサービスのSLAを1つの文書に統合いたしました。これまでサービス固有のSLAはサービス毎の「追加のサービス記述書」に記載しておりましたが、統合した1つの文書で全てご確認いただけるようになりました。SLA文書はこちらからご確認いただけます。
  • サービスおよびお客様が選択した構成に応じて、99.9%から99.995%までの4 ティアのSLAを導入します。以下に例を記載しております。
    サービス ティア1 (99.9%) ティア2 (99.95%) ティア3 (99.99%) ティア4 (99.995%) コメント
    Annotator for Clinical Data ✔︎ ティア3 : 全ての構成詳細情報についてはこちらを参照してください
    IBM Match 360 with Watson ✔︎ ティア3 : 全ての構成
    Watson OpenScale ✔︎ ティア1 – すべての構成
    Hyper Protect Virtual Server ✔︎ ✔︎ ティア1 : 単一インスタンス構成
    ティア3 : 個別のデータ・センターにおいて、3 つ以上のインスタンス間に分散される共通のワークロード

    *仮想サーバーやベアメタルなどそのほかのサービスについても記載されています。詳細はSLA文書をご参照下さい。

  • お客様に不利な変更点はございません。

 
2.  サービスの長期間の可用性に対する変更について (サービス記述書 6.1.2 参照)

これまで、ティア 1 サービスの営業活動終了は、5年間の通知期間を設けておりました。新しいSDではティア 1サービスという表現ではなく、Key productsとしてDocsにてリストを公開し、終了通知も日付で公開するようになりました。Key products以外はこれまで通り、通知に関する条件は変わりません。
詳しくはこちらのIBM Cloud Docsにてご確認ください。(2021/8/23時点では英語のみ公開されています。)

 
3. お客様のエンド・ユーザー様に対する市販の「お客様ソリューション」の条件(サービス記述書 1.3参照 )の記載を単純化しました。

アナウンス内容はこちらのURLよりIBM IDでログインしてご確認いただけます。

 


投稿:IBM Cloud Blog Japan 編集部

More IBM Cloud アップデート情報 stories

【NTTコミュニケーションズ様との共同実証報告】AI時代のネットワーク運用高度化に向けた取り組み

IBM Cloud Blog, オートメーション

システム障害と聞くだけで緊張してしまうのは私だけでしょうか?心理的にも体力的にも負荷が高いこの仕事をAIによって、なんとか楽にならないのか、と誰しもが思っています。そこで、IBMのAIによる運用支援ソリューションであるA ...続きを読む


IBMテクノロジーをフル活用しサービス競争力を大幅に向上させた、証券会社向けサービス「KICSクラウド」とは?

IBM Cloud Blog, IBM Partner Ecosystem

光世証券株式会社(以下、光世証券)は、証券業務を行う事業者向けに、証券基幹業務システムをクラウドで利用できる“KICS クラウド”の提供を開始することを発表しました。KICSクラウドはIBM Cloud環境で稼働している ...続きを読む


キー・パートナーに訊く | 西尾新司(エヌアイシー・ソフト株式会社)

IBM Cloud Blog, IBM Partner Ecosystem

「力になりたいとずっと思っていた」——そう話すのは、IBM Champion*の称号を2020年からお持ちの、エヌアイシー・ソフト株式会社所属の西尾 新司さん。今回の「キー・パートナーに訊く」は元IBM Champion ...続きを読む