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IBM Cloud Code Engine のベータ版がリリース

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この投稿は、2020年9月16日に、米国 IBM Cloud Blog に掲載されたブログ(英語)の抄訳です。

 

新しいサーバーレスサービスの IBM Cloud Code Engine のベータ版が利用可能になりました。

IBM Cloud Code Engine は、コンテナ化されたワークロードを実行するフルマネージドのサーバーレス・プラットフォームです。ウェブ・アプリケーションやマイクロ・サービス、バッチ・ジョブなど様々なワークロードに対応しています。

また、Code Engine ではソース・コードをビルド・パックと呼ばれるランタイム環境と組み合わせてコンテナを作成し、実行することもできるため、コンテナ・イメージがなくても利用が可能です。

基盤となるインフラストラクチャーについて気にする必要はありません。プロビジョニング、設定、スケーリング、サーバーの管理など、すべてのクラスター管理をCode Engine が行います。

Code Engine は、IBM Cloud サービスに完全に統合されています。例えば、IBM Cloud Log Analysis with LogDNAIBM Cloud Monitoring with Sysdig を使うことで、ロギングとモニタリングが利用可能です。

 

使った分だけのお支払い – 完全な従量課金モデル

Code Engine では負荷に応じて、コンテナを自動的にスケール・アップ/ダウンします。負荷がないときはコンテナはゼロへスケールし、費用は実際に使用したリソースに対してのみ発生します。

 

オープン・ソースがベース

アプリケーションやコンテナのポータビリティー性を保つために、Kubernetes、Knative、Istio、Tekton などの人気の高いオープンソース技術の上にCode Engine は構築されています。

 

スタートガイド

Code Engine を使ってみたい方はドキュメントの「はじめに」のセクションにアクセスしてください。

Code Engine を活用するための詳細なブログ記事や詳細なチュートリアルは今後どんどん追加してまいりますのでお待ちください。

IBM Cloud Code Engine をぜひお試しください!


翻訳:IBM Cloud Blog Japan 編集部

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