IBMがWatson Discoveryの新機能として業界最先端のNLP(自然言語処理)機能を発表

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重要なビジネス文書に隠れている洞察をより深く理解したいと思いませんか？今こそ、Watson Discoveryを試すときです。Watson Discoveryは、AI検索アプリケーションに求められる機能である洞察の抽出において、ガートナーとフォレスター(英語)のどちらからもリーダーとして認められています。2019年7月、IBM Watsonは、Watson DiscoveryをIBM Cloud Pak for Dataと統合しました。これにより、さらに容易にDiscoveryの業界最高レベルのAIエンタープライズ・サーチ・アプリケーションにアクセスいただけます。

これは、Discoveryの強力な新機能をオンプレミス、プライベート・クラウド、パブリック・クラウド、ハイブリッド・クラウド、マルチクラウドのどのクラウド環境でも繰り返し便利に利用できるということです。これには、IBM Cloud、IBM Cloud Private、AWS、Google、Microsoft、OpenShiftの認定コンテナーが含まれます。

12月4日から、Watson Discovery on Cloud Pak for Dataのお客様は、有用な10以上の新機能をご利用いただけます。トレーニング・ツール、ユーザー・インターフェース・コンポーネント、コンテンツ作成ツールなど、既存の機能も今後強化されます。また、新しくテキスト分析機能も導入しています。この新しいテキストデータ分析機能の導入により、初めてAI検索アプリケーションで高度な分析を製品に取り込めることになりました。これらの機能により、ユーザーは、フォーマットに関係なく、データの中のパターンを特定することができ、確信を持ってより適切な意思決定を下せるようになります。

私たちは、すべての新機能がお客様にとって有用であると確信しています。そのうち、3つの機能を紹介します。

Content Mining

Discoveryの新しい強力なテキスト分析機能により、データのエンリッチメントと探索が可能になります。AIを活用する検索、自然言語処理(NLP)、コンテンツ分析を組み合わせ、Content Miningの機能を提供します。これによりユーザーは、コンテキスト、関係、パターンを深く理解するDiscoveryの極めて高度な機能を使用して必要な情報を見つけることができます。データが構造化(テキスト文書)か非構造化(表、画像、グラフ)のどちらであるかに関係なく、ユーザーは、さらに効率的に作業して、最初から適切な情報を見つけることができるようになります。

Content Intelligence

事前作成されたNLPモデルを利用できるようになりました。すぐに使用可能なコンテンツで、これを使用すると、ユーザーは、文書の学習をスキップでき、契約書、請求書、注文書を使用してDiscoveryプロジェクトを構成できます。この便利な機能は、一般的な契約ガバナンスの分野や調達の分野に携わる組織に特に適しているほか、LIBOR移行に必要な契約の変更内容を特定するのに有用です。IBM Watsonチームは、2019年12月4日のこのリリースに向けて、2021年の移行を支援する特殊なLIBOR NLPモデルを作成しました。
※当該機能は現時点では英語のみ対応しています。

Smart Document Understanding

Watson Discoveryは、特にSmart Document Understanding (SDU)で提供されるTable Training Enhancementsを使用することによって、ビジネス文書の構造を理解できるという独自の機能を備えています。Smart Document Understandingのこの機能拡張により、ユーザーは表にラベルを付けることができるため、Watson Discoveryは表をそれぞれ個別のエンティティーとして深く理解できます。SDUのこの機能拡張では、回答が表のセル内にあってもユーザーは回答を取得できるようになります。

Watson Discoveryの詳細についてはこちらをご参照ください

原文：IBM announces new industry-leading NLP features inside Watson Discovery (https://www.ibm.com/blogs/watson/2019/12/ibm-announces-new-industry-leading-nlp-features-inside-watson-discovery/)