IBM テクニカルサポートへ資料を送付する方法について

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IBMテクニカルサポートでは、お客様からのお問合せを調査するために、お客様から資料をご提供していただく場合があります。

そこで今回は、資料をご提供いただく際の送付方法について紹介します。

 

 

 

 

徹底したセキュリティ管理により、お客様の資料を安全に受領いたします

IBM テクニカルサポートでは、お客様のお問い合わせを解決するにあたり、調査に必要な資料送付を依頼するなど、多くの情報のやり取りをしております。
お客様の資料の取り扱いにおいては、情報漏洩等の情報セキュリティのリスクや機密の担保を鑑み、IBMが管理するサーバーであるECuRep(*1)を介した徹底したセキュリティ管理により、安全を確保しています。ECuRepにアップロードされた資料はダウンロードすることができないため、IBMテクニカル・サポートのお問い合わせ(case)担当者および調査を行う関係者は、ECuRep上でのみ資料を参照することになります。

IBM は、お客様からIBM管理のサーバー(ECuRep)にお送りいただいた資料や情報を、お客様の問題の解決や、製品サポートおよびサービスの提供の目的にのみ利用いたします。また、これらの資料や情報は、技術員や開発エンジニアなどの問題の修正やサポートの提供における関係者以外には開示されません。そして該当のcaseがクローズすると、そのcaseに紐づいて保管されたデータは一定の期間を経て自動削除されます。

このように、お客様の情報に対し安全の保証を確実にするため、ECuRep以外の方法での資料授受をお断りしております。

 

ECuRepへ資料を送付する方法について

お客様から資料を受領する際には、以下の資料収集ガイドの通り、いずれかの手順で送付いただけるようご案内しています。

IBM サポート 資料収集ガイド Index

上記リンク内のページ下部にリストされております、以下の手順から選択ください。

• IBM サポートへ FTP/FTPS で資料を送付する手順 (*2)
• IBM サポート・コミュニティ経由で資料を送付する手順
• IBM サポートへ HTTPS で資料を送付する手順
• IBM サポートへ e-mail で資料を送付する手順 (20 MB まで)

 

資料アップロードの際の注意点：

– 海外サポート/開発エンジニアも資料を参照する場合があります。
– 文字化け等を避けるため、送付頂く資料において、フォルダ名、及びファイル名には 日本語（全角）ではなく、半角英数字で記載していただくとスムーズです。
– 例えば、 “TSxxxxxxxxx_mm_dd_log.zip” のように、case番号や日付などの英数字のみを使用し、ログではなくlogなど英語表記を使用するなど、ご検討いただけると幸いです。

 

皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

 

 

(*1) ECuRepとは?

IBMではお客様から受領した資料を、IBMが管理するセキュアなサーバーである Enhanced Customer Data Repository (通称: ECuRep) に保管いたします。

参照:　Enhanced Customer Data Repository (ECuRep) – Overview (こちらは英語文書です)

以下、抜粋:
Enhanced Customer Data Repository (ECuRep) is a secure and fully supported data repository with problem determination tools and functions. It updates IBM Support cases and maintains full data lifecycle management.
(日本語訳: Enhanced Customer Data Repository (ECuRep) は、安全で、かつ、完全にサポートされたデータリポジトリであり、問題判別ツールや機能を備えています。そして、IBMのサポートcaseを更新し、完全なデータライフサイクル管理を維持します。)

 

(*2) FTP のご利用は 2020/7/27 に終了しており、FTPS をご利用いただきます。

 

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森岡 寛江

Tokyo Lab Development unit
ソフトウェア・テクニカル・サポート

 

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サポート・コミュニティーを使おう：シリーズ一覧

サポート・コミュニティーを使おう：ステップ1　IBMid の作成

サポート・コミュニティーを使おう：ステップ2　IBMid でサポート・コミュニティーを使用するためには

サポート・コミュニティーを使おう：ステップ3　サポート・コミュニティーから問い合わせをする