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第8回 『IBMが企業におけるコンテナ利用実態を調査!採用する企業の急増』

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こんにちは。コンテナ共創センターを担当しております佐々木です。

日本企業でもいよいよキャズムを超えたと言われているコンテナですが、実際の現場ではどうでしょうか?

アプリケーションのコンテナ化という概念は数十年前からありましたが、最近では、コンテナ・テクノロジーが進化したことに加え、組織が運用とインフラストラクチャーをモダナイズする必要性が高まったことにより、コンテナ化を採用する動きが着実に急増しています。

さらに、より高い柔軟性と市場投入の迅速化を求め、この動きはクラウドネイティブ開発とハイブリッド、マルチクラウド・コンピューティング環境へと向かいつつあります。

コンテナ化がどういう領域で採用されているのか、どのような効果があるのか、コンテナを使い始めるとどのような課題が待ち受けているのか・・・などこれから企業システムにおいてコンテナ化の採用を検討されている企業の皆様には気になるところかと思います。

このたび、IBM MD&I (Market Development & Insights)チームが、北米全域のITおよび開発の主要な役割を担う個人に対して、企業におけるコンテナ利用実態について複数回にわたる調査を実施しました。

数百件の電話インタビューと盲検化された詳細なオンライン調査への回答を通じて、現在のユーザーと非ユーザーを対象に、コンテナおよびコンテナ・オーケストレーション・ソリューションに対する最初の期待と実際の経験について尋ねました。

本レポートは以下のような内容です。

  • コンテナ化が急増する理由
  • コンテナはビジネスに不可欠なものに
  • コンテナの使われ方
  • 現実的なビジネス・メリットをもたらすコンテナ
  • 課題の把握
  • コンテナ・オーケストレーション・ソリューション
  • ビジネス価値をもたらすコンテナ・オーケストレーション・ソリューション
  • コンテナ・オーケストレーション・ソリューションを使用する際の障壁
  • コンテナ化に向かう未来
  • 今後の展望

このレポートにより、コンテナ化されたアプリケーションの実装から得られる機会、課題、教訓について新たな視点を得ることができるはずです。

コンテナおよびコンテナ・オーケストレーションの本格採用を検討されている企業の皆様はぜひご一読ください。

ダウンロードはこちらです(PDF、1.4 MB)

 

佐々木 敦守

佐々木 敦守
日本アイ・ビー・エム株式会社
テクノロジー事業本部
クラウドプラットフォーム・テクニカルセールス部長

 

2006年、日本IBM入社。プライベート・クラウドの開発/運用に従事後、2014年より、IBM Cloudのテクニカル・セールスを担当。シニア・アーキテクトとして企業のクラウド活用を推進。『「仮想化」実装の基礎知識(リックテレコム)』、『絵で見てわかるマイクロサービス(翔泳社)』など共同執筆。CKA認定。

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