オプションで、eDiscovery Manager Web クライアントおよび eDiscovery Manager Work Manager のメッセージを収集して、トラブルシューティングに役立てることができます。
このタスクについて
重要: タスクを実行するユーザーの能力は、割り当てられた役割に依存します。役割に関連付けられたタスクのアイコンおよびメニュー・オプションのみが表示されます。このトピックには、役割とは適切な関係を持たない情報が含まれることがあることに注意してください。
eDiscovery Manager Web クライアント、eDiscovery Manager Work Manager (サーバー)、またはこの両方のロギングを構成するには、以下の手順で行います。手順
- 「管理」ページの「ナビゲーション」ペインで、「ロギングの構成」をクリックします。
- ログ・ファイルの絶対パスとファイル名を入力します。
絶対パス、および拡張子 .log を付けたファイル名を入力する必要があります。
例えば、AIX® システムの場合は /opt/IBM/eDM/logs/edm.log、Windows システムの場合は C:¥Program Files¥IBM¥eDM¥logs¥edm.log です。
- サイトに最適のロギング・レベルを選択します。
- オフ
- メッセージをログに記録しません。
- 重大
- 非常に重要なメッセージのみをログに記録します。例えば、アプリケーションが動作を継続できないことを示すイベントのメッセージなどです。これはデフォルト値です。
- 警告
- 重大レベルのすべてのメッセージと警告メッセージをログに記録します。警告メッセージには、要求されたアクションの完了を妨げるエラーについてのメッセージなどがあります。
- 通知
- 警告レベルのすべてのメッセージと、状況情報などの通知の実行時メッセージをログに記録します。
- 詳細
- 詳細なレベルのトレース情報をすべてログに記録します。このレベルのロギングでは大量のシステム・リソースが消費される可能性があるため、このレベルは問題の診断時だけに、問題を解決するために必要な情報を収集できる長さだけ指定してください。
- より詳細
- より詳細なレベルのトレース情報をすべてログに記録します。このレベルのロギングでは大量のシステム・リソースが消費される可能性があるため、このレベルは問題の診断時だけに、問題を解決するために必要な情報を収集できる長さだけ指定してください。
- 最も詳細
- 最も詳細なレベルのトレース情報をすべてログに記録します。このレベルのロギングでは大量のシステム・リソースが消費される可能性があるため、このレベルは問題の診断時だけに、問題を解決するために必要な情報を収集できる長さだけ指定してください。
推奨: パフォーマンスを最大化するためには、
ロギング・レベルを必要以上の詳細レベルに構成しないでください。
- 作成するログ・ファイルの最大数を入力し、各ログ・ファイルの最大サイズ (MB 単位) を入力します。ディスク・スペースの制約と、指定したロギング・レベルに注意してください。ログに記録するように選択したメッセージの量が多いほど、ログ・ファイルが早く満杯になり、必要になるログ・ファイルの数も増えます。
ログ・ファイルが指定したサイズに達すると、eDiscovery Manager が新しいログ・ファイルを作成します。ログ・ファイルの数が指定した数に達すると、eDiscovery Manager は、既存のログ・ファイルの上書きを開始します。最初に作成されたログ・ファイルから順番に上書きされます。
「各ログ・ファイルのサイズ制限 (MB)」 フィールドに値 0 (ゼロ) を入力することは、次の 2 つの意味になります。
- ログ・ファイルのサイズは無制限。ログ・ファイルは、サイズの制限なしに増大し続ける。
- 「ログ・ファイルの回転数」フィールドに入力した値に関係なく、1 つのログ・ファイルのみが作成されます。ログ・ファイルのサイズの制限がない場合は、最初のログ・ファイルをロールオーバーして別のログ・ファイルを作成する必要はありません。
推奨: 「各ログ・ファイルのサイズ制限 (MB)」 フィールドの値には 0 (ゼロ) を設定しないでください。パフォーマンスおよびディスク・スペース上の理由から、1 つの大きいログ・ファイルを構成するよりも、複数の小さいログ・ファイルを構成する方が適切です。
- 「適用」をクリックします。
タスクの結果
行った変更は、即時に表示でき、また即時に有効になります。新規および既存の eDiscovery Manager セッションは両方とも、「適用」をクリックすると即時に新規構成設定で作動を開始します。